うちの母親はタクシードライバーをしている。

というのも両親が離婚して、当時小学生&中学生だった私と姉を育てるため。

朝6時に家を出て翌朝6時に帰ってきて、その日は一日殆ど寝て、次の日また出勤。

とても大変な仕事だと思う。

だから私も一所懸命勉強しいい大学にいっていい会社にいって母を支えようと頑張った。

けれど大学院に進学したら「頑張りすぎ」で鬱になってしまい、ここ数ヶ月は自宅療養。

一人暮らししていた家を引き上げて実家に帰ったが、とても居たくない。

居たくない。実家に居たくない。実家を離れたい。

なんでこんな風に考えるんだろう?と時間をかけて考えてみたら、「ああお母さんが私を独りにしたからだ」と気付いた。


母は、この十年間程で三人の男の人と付き合った。

再婚するかも~♪と連れてきたことがあるひとが三人というだけでもっといるかもしれない。

そして彼氏のできるたびに、弁当を作って届けたりデートだ旅行だと家を空けていた。

中学生のとき、風邪をひいているのに彼氏を優先されたこともあった。

中・高のお昼はコンビニだった。

夕飯は学校に行っている間に作られたものを独りで食べていた。

小学生のころから姉はバイト、母はデートで私は家に独りが殆どだった。

母は頑張っているのだからと私は不満をいつの間にか押し殺し、頑張ってるんだから大事にしてあげなさいと周囲にも言われていた。

それでも無意識に私は何度か家を避けようとした経験があった(留学とか)。

しかも母はそれに気付いていたという。

「取り返しのつかないことをしたって分かってるわよ」と言っていた。

彼氏には会えばいい、だから私にも執着しないでくれと言えば「そうはいかない」と言う。

けれど彼氏には会いに行くしやはり私は独りにすると言う。

そもそも母がこうなのも母の幼少期に問題があったのだが、カウンセリングにもいかないと言う。

とにかくこの人は「自分>>私」なのだと気付いてからは嫌悪感が凄まじく、

話す

家を出る

父にお金を借りる

家を探す(この間は父&祖母宅)

バイトを探す

引っ越す

をこなしたこの二週間が修羅場。

今日は公務員試験の最終面接日。

後がないので、精一杯頑張ってこようと思う。