私も次男出産時の修羅場を。

かなり長くなるし、ちょっと生々しいけどごめん。

長男は3600gという大き目の子。

でも初産にも関わらず自然分娩5時間の超安産。

その後病気を患ってしまい、5年間ドクターストップ。

解禁後、年も開いちゃうし一人っ子でもいいかもね~なんて言ってたら懐妊。

2人目という余裕もあったし、検診で引っかかったことすらなかった。

ただ、病気を患ってた期間があったので、3次救急に指定されてる総合病院が掛かりつけだった。

長男の時は仕事で都合がつかなかったけど、次男の時は立会い出産予定だった旦那。

次男は体内ですくすく育ち、最後の検診時には3800gになってたけど、担当医の判断で自然分娩決定。

妊娠8ヶ月に入った頃から、下腹部に違和感と軽い痛みが出始める。

担当医に相談するも

「特に気にするようなことではない」

と言われ出産を迎えた。

朝から陣痛が始まり、病院へ電話をすると、自宅から病院まで片道45分はかかるので、すぐに入院の支度をして来て下さいと言われました。

到着する頃には30分間隔だったので、分娩室前の陣痛室へ案内されました。

そこから全然間隔が縮まらず、私も助産師さんも首をひねり出す。(経産婦なのにね?って意味で)

それと同時に、8ヶ月頃からあった違和感と陣痛とは違う痛みが出始める。

結局そのままお昼に突入して、とりあえず出されたお昼を食べつつ旦那と会話をしていると急に電池が切れたように意識を失った私。(旦那談)

その時は5分ほどで意識を取り戻し、念のため助産師さんが担当医を呼んでくるも原因不明。

その30分後、突如破水。(相変わらず間隔は30分ぐらいのまま)

看護師さんも助産師さんも大慌てで分娩室へGO!

前提だけで既に長いですが、ここからが本当の修羅場となりました。


そこから怒涛のように襲ってくる痛み!

でも全然開いてない〇宮口(まだ4センチぐらいだったらしい)

ここで今までで最大の痛み強襲・・・と同時にその日2度目の意識喪失。

次に私の記憶にあるのは、暗いICUの天井と、横の椅子に座り今にも泣き出しそうな旦那の顔なので、ここからは旦那から聞いた話になりますが、私が失神?したことで一気に修羅場と化す分娩室。

意識を取り戻させようと何度か引っ叩かれたそうですが、それでも戻らない。

誰が呼んだのか、産科の医局長?っぽい先生とベテラン先生2名が分娩室へ。

担当医は完全にパニック(に見えた)状態。

ベテラン先生が緊急帝王切開に切り替え、看護師に気管挿管チーム?を呼ぶよう指示。

念のため?CTも撮ってくるように指示を出し、私は分娩室から運び出されました。

ここでやっと旦那の存在に気がついた(思い出した?)看護師さん

「お父さん分娩室から出てください!」

旦那はそのまま相談室のようなところで待たされ、誰も説明にすら来てくれず、中の様子も分からないまま最悪母体と子供どちらを~なんて言われるのかと戦々恐々としていたそうです。

しばらくすると、麻酔科の先生が来て

「事後承諾になりますが、この書類にサインをお願いします」

と同意書をピラッ。

その後すぐ、生まれたばかりの次男を抱いた看護師さんが来て

「元気な男の子ですよ~」

と言われ抱っこしたそうです。

旦那の心境は

「子供が無事なのは分かったけど、うちの嫁どこじゃー!」

な状態だったらしく・・・

私の無事が確認できたのは、それから2時間後だったそうです。

入院中、色々な精密検査を受けましたが、意識を失った原因はハッキリしないまま退院しました。

あれから7年経ちましたが、母子共に元気で、あの修羅場はなんだったのかと思います。

出産は命がけと聞いていましたが、長男が安産過ぎて実感のなかった私ですが、次男出産で実感しました。

最後に、書いてから思いましたが、実は1番修羅場だったのは旦那なんじゃ・・・