宗教が違う元彼 : 修羅場・復讐の話のまとめ

宗教が絡む上に長文なので苦手な方はスルー願います。

大震災で会社が流され解雇となり、上京→転職し研修として地方に出張してきたＡ。

研修中の二ヶ月半で仲良くなり告白され付き合う事になった。

この時Ａは28歳、私は21歳。

付き合って2週間程経ってからS学会員だと告白された。

その時は偏見もなかった為そのまま付き合った。

私はクリスチャンなんで

「折伏しない」

「理解を求めない」

っていう条件を付けた。

ちなみに「理解を求めない」とはいうもののS学会については猛勉強したよ。

直線距離にして約1,000キロという遠距離で苦労しながら東京までＡに会いに行ったり東北のＡ実家に行ったりした。

ちなみにＡ家族は非会員。

Ａのご両親から大変気に入って頂き私の実家に戻ってからＡと連絡するよりＡ母と連絡する方が多くなってた。

というのもＡ母の趣味と私の趣味が一緒だったからなんだよね。

パッチワークみたいな一から作り出す感じの趣味。

教室に通って作品作っては写メって送りあうみたいな感じになってた。

私は学生の時から趣味でやってて師範免許持ってるもんだからＡ母に

『どうしたらいいと思う？』

って聞かれる事もしょっちゅう。

彼氏の母として付き合うよりも同じ趣味を持つ同士って感じだった。

付き合って1年になる頃Ａから結婚しようかという話が出て「式は会館で」といわれた。

それまでお互い宗教違うから普通の会場で人前式するんだろうなって思ってた。

私は代々クリスチャンなんで

「それなら後から教会でもあげてね」

って言ったら激怒された。

「改宗しろ、キリスト教が一番嫌いだから」

だとさ。

結局Ａから

「別れよう」

と言われ別れる事になった。

私はクリスチャンだし自分の信じる事を批判されるのは嫌だったから私からS学会を批判したことはなかったのに

「マリアはビ○チ」

みたいな勢いで凄い剣幕で罵倒された。

ちなみに私はカトリックじゃなくてバプテストっていうプロテスタント。

マリア様信仰はカトリックなのにねｗ

キリスト教の宗派すら知らないS学会の人（しかも彼氏）にあんな勢いで罵倒されたのが第一の修羅場。

今思えば

「仕事がキツい」

ってこぼしただけで

「それは前世の○○（私）が悪い事をしたから現世に返ってきてるんだ、徳をつめば云々」

って言われたりしてたな。

キリスト教は輪廻転生という考えを異端としてるから現世で功徳をつむとか言われてもね・・・

別れてからＡ母とやりとりすることが凄く気まずかった。

メールが来ても仕事が忙しくてすみませんって断ってあまり返さなくなった。

しばらくして

『お中元送ったからね』

とＡ母からメール。

悩んだけど

『別れたのでお気遣い無用です』

っていうのをオブラートに包みまくって伝えた。

Ａ母、知らなかったみたいで本当に申し訳なかった。

『○○ちゃんに家族になって貰いたかった』

って言われてあいぽん持ちながら号泣してしまった。

色々やり取りして「師範と生徒」っていう関係でいたいって言われそれからもちょくちょくメールでやりとりしてた。

これが仇になったんじゃないかってちょっと後悔してる。

お盆が明けてから職場の人から合コンのお誘いがあった。

当時恋愛はもういいやって思ってたけどやけくそで参加したら気の合う人がいて意気投合、二次会、三次会まで参加してみんな解散しても2人だけで朝4時までドライブして楽しかった。

合コンから3ヶ月くらいしてから付き合いだした。

それから2年経つ今年の晩夏に結婚することになった。

そろそろ招待客のリストアップしなきゃと思って作業中にＡ母から

『お中元送りたいんだけど住所は同じかしら』

ってメール。

結婚するにあたって、婚約者の社宅の都合上、GW明けから同棲してるのねなので結婚すること、住所が変わってることを伝えた。

メールより電話がいいかと思って電話した。

そしたら自分の事のように喜んでくれた。

『○○ちゃんは私にとって先生であり娘だから』

って言われて不覚にも号泣してしまった。

そんなこんなで仕事と式の準備をやってる最中に

Ａ　が　職　場　に　襲　来

同じ会社なんで商談出張と偽ってきた様子。

会議室で私の上司と話をしている時にお茶出しする私の婚約指輪みて発狂。

信じてたのにだのビ○チだのクリスチャンはタヒねなど暴れる暴れる。

止めに入った上司を殴ったので警察呼んで逮捕。

「別れて2年経つから反省しただろう」

と思って会いにきたんだと。

逮捕されたこと・虚偽出張だったこと・職場で宗教のことを持ちだしたことから当然のように解雇処分。

ちなみに私も譴責処分だったよ・・・笑えない。

Ａ両親、文字通り飛んできてくれてＡ父から凄い勢いで謝罪されるしＡ母はその夜自○未遂。

回復したＡ母から

「あの子の為に被害届は取り消さないでと上司さんに伝えて」

と言われた。

Ａは勘当されるらしい。

上司は軽傷だったけど申し訳なさ過ぎて金封包んだら

「君に何もなかったんだから気にするな」

と逆に怒られた。

「君に何かあったら君の婚約者（上司と取引してる）くんに頃されるｗ」

って笑ってくれた。

そんな第二の修羅場。

婚約者に話したら

「粘着男初めてみたｗ」

って笑い飛ばしてくれたのが唯一の救い。

「もう粘着されないように俺が最後の男になるから」

ってプロポーズしてくれたｗ

プロポーズされてなかったから良い機会だったんだと無理やり前向きに考えてみる。

一昨日、ようやく始末書を完成させて提出出来た記念に厄落としカキコ。