なんていうか、重すぎた。
全体重でのしかかってくるような気分になる付き合いだった。

「○子の好きな物でいいよ。俺はなんでもいいよ」

「俺は特に希望はないから○子の好きにしていいよ」

「○子がしたいようにしてくれればいいよ」

「俺は特に予定とかないから、○子のために空けてるし、予定は聞かなくていいよ」

「○子が誘ってくれない休日はやることないし、家でぼーっとしてる」

でも出掛けよう、と言えば「どこでもいいよ」で自分の意見は言わない。

なんでもいいよ、決めていいよ、俺はその通りにするのが幸せだから気にしないでいいよ、みたいな。

なんていうか、自分の希望とか、他にすることないの?っていうか俺の人生全部彼女に捧げます、でも決めるのは君ね。

よろしく、みたいで
ずっしり重くなってきた。

あまりにもねっとりずっしり重すぎて、別れ話なんかしたら

死ぬとか言い出さないだろうか…ってビクビクしながら付き合ってた。

でもやっぱり耐え切れなくなって別れ話をした。

「あ、そう…。じゃあいいよ」で終わったwwwww

だったらもっと早く言ってればよかったよ!時間返せ!

最後までうっとおしい奴だった。