女の「なんでもいいよ」の個人差に驚いた体験。

俺と俺の友人が同時期に彼女ができた。

俺の彼女は飯処を探す際に何を食べたいか聞くと何でもいいと言う。

だから適当にその時俺の食べたいものをチョイス。

マックだろうがファミレスだろうが肉嫌いなのに焼肉店チョイスした時さえ文句言わなかった(肉が苦手だと知らなかった)

なんでもいいよって言う時は本当に何選んでも怒らない。


ある日友人とダブルデートすることになった。

ただ出先で

友人 &俺彼女→作家の展示会が目的

俺 &友人彼女→映画が目的

というわけで、一時的に二手に別れた。

映画が丁度お昼時過ぎたあたりなので、友人彼女とお昼食べてから見ることに。

何食べたいか聞いたら、なんでもいいと言うので目の前にあった天丼屋をさしたら嫌な顔をされた。

隣の蕎麦屋をさしたら不機嫌になった。

無難にマックでもいく?と聞いたら女の子連れてマックとか正気?と言われた。

困った末にイタリアンの少し高い店があったので適当にいったら、仕方ないか、と言われた。

更に俺の彼女でもないのに伝票渡してきて先に店外に。

相手の頼んだ料理サラダとスープとデザートとドリンクとかついて2000円、俺800円のパスタ。

伝票持ったまま追いかけるわけにもいかないので仕方なく支払いしたが、おごって当たり前でしょ、あんたの彼女も奢られてるだろうし、と言われた。

あとで友人から返してもらったけど友人は毎回デートはそんな感じらしい。

俺の彼女はなんでもいいと言ったら本当になんでもよくて、自分の分は全部自分で出してるのを見て

「俺の彼女と交換してくれ」

と真面目に言われてドン引き、その後友人はすぐ別れたらしい。

ちなみに俺の彼女の場合、俺もなんでもいいと言うと、彼女がいくつか店をチョイスしてそれから俺が選ぶという自然な流れができていたが友人が元カノになんでもいいと言ったりしたら、優柔不断男と罵られてディスられてたそうだ。