同居の姑がボヤを出しかけた事

魚グリルの魚の油を飛ばそうと火をかけていたら、その時に限って長く連絡がなかった古い友人から連絡があったらしい。

近くに来ているとのこと、盛り上がって今から会おう!となり、グリルの事なぞ忘れ外出へ

昔の話で恐縮だが、当時90年代の男女雇用均等法改正前で、女性は年間で残業できる時間が限られており、それが超えそうとのことで、その日はしばらくぶりに私が早く帰れた日だった。

マンションのドアを開けたら部屋全体が煙でもうもうとしてた。

当時飼っていた猫(ペット可)がダッシュで私に駆け寄り激しく何かを訴えて来る。

まだかろうじて視界が開けてたため急いで台所へ、火を止め窓を全開に。

その日早く帰れなかったら、確実に火が出てた。

幸い田舎で、建物の規模の割に世帯が少ないマンションだったのと(部屋が広い)他の住人がその時あまりいなかったらしく、特に苦情などは無かったがあの時は修羅場だった。

本当に火が出なくて良かった。

姑は旦那にガンガン怒られて凹んでいたが、まぁ誰もいない部屋でどうしようもなく恐怖に怯えていた猫が一番修羅場だったと思う。