高校時代に起きた修羅場。

当時はかなり精神を病んでいたので記憶が抜けている部分もあり、うまくまとめられていないかもしれません。。

高校1年の時の体育祭をきっかけに、当時高校3年の先輩Aから猛アタックを受け、付き合うことになった。

付き合い初めは普通に優しくて、それなりに幸せだったと思う。

だが、この先輩Aがとんでもないモラハラ男だった。


ある日、私が先輩と付き合っていることを周りに話したことでかなり怒られた。

ちなみに、隠れて付き合ってたわけでもなく、先輩A自身は周りに言いふらしていた。

しかし、私がそれをやると許せないらしく、30分以上延々と説教された。

お前はみんなから嫌われている、誰々もお前のことをこんな風に悪く言っていた(しかも一度も話したことない人)、お前はこれからもずっと1人だ、などと人格否定され続け、途中で記憶がなく気づいたら自分の部屋で手首から血を流しながら寝ていた。

それからは先輩Aと会うのが怖くて距離を置き、学校にもあまり行かなくなった。

しかし、当時の馬鹿な私は完全に自分が悪いと思い込んでいて、次会っても怒られないよう私が変わらないと!なんて思ってた。

それでも、自分を大切に思っていてくれたはずの先輩Aが、自分のことをあんな風に思っていたのがショックで、思い出す度に壊れそうになったりしたけど。


そんな中、先輩Aから突然「忙しいから別れよ」とメールが。

自分から強引に近づいたくせに、私を壊すだけ壊してそんな理由で捨てるなんて、今まで何だったのかと思ったが、「わかりました。今までありがとうございました。」と送った後、立ち直れるまで数日間家に引きこもった。

精神的に少し元気になり、普通に学校にも行けるようになったが、さらに悲しい事実を知ってしまった。

先輩Aは、前述の別れのメールを送った時、周りに人がいる前で「じゃあ今から振ったるわw」みたいなノリで送ったのだ。

また、そんな風に私を晒し者にしただけでなく、さらに私にストーカーされているなどのデマをクラスメイトにまで広められ、私はさらに孤立を深める結果となった。

この時点でかなり精神的に追い詰められていた私だったが、この後さらに2つ目の修羅場を迎えることになる。

一つ上の学年の先輩Bが、私から彼氏という存在がなくなったのをいいことに、執拗に付きまとってくるようになった。

先輩Bは同級生の女子の兄であり、いつも会うたびに挨拶をしてくれる礼儀正しい人で、また、同級生から話を聞く限りでも変な人だとは全く思えなかったので、普通に連絡先を交換していた。


ある日、先輩Bからメールで告白されたのだが、私は先輩Aとのことで傷ついていた時だったので「気持ちはありがたいですが、前の彼氏と別れたばかりで付き合う気はありません」と返事を返した。

デートの誘いも、初めの一回だけ買い物に付き合ったきり、全部断っていた。

しかし、それからも何度も「まだ付き合ってくれないの」「そろそろ付き合ってくれてもいいのに」など送られてくるので、しつこいなと感じ始めていた。

バレンタイデーの日。

私はもちろん先輩Bに渡すチョコを用意していなかったのだが、先輩Bは完全にもらえると思い込んでいたみたいだった。

その日は当番で私は放課後に掃除をしなければいけなかったのだが、掃除が終わって教室から出てくると、目の前で先輩Bが待ち伏せていた。

無視して帰ると、すぐに「もしかして他の人にあげたりしたん?」とメールが来た。

付き合ってもいないのに束縛されることが理解できず、ここで初めて先輩Bに対して恐怖心を抱き始めた。

その後また懲りずに「まだ付き合ってくれないの」とメールが来たので、「まだというかこれからもあなたと付き合う気はありません」と返した。

それからは交際を迫られることはなくなった。

だが、勝手に靴箱の中身を確認されて登下校中に独り言をぶつぶつ言いながら後をつけられたり、深夜3時頃に無言の留守電を入れられたりなどの悪質な嫌がらせをされるようになった。

音信不通にするなどしてなるべく先輩Bの恐怖から逃れようとしていたのだが、ある日普段見ないパソコンのメールボックスを見てみると何故か先輩Bからのメールが複数届いていた。

デートの誘いや、中には「今度フ◯らだけでもしてほしいな」などのセイ的な内容のメールもあった。

私はあまりの気持ち悪さに吐いた。

私は自分が先輩Aからストーカーというデマを広められて嫌な思いをしていたので、他人のことをストーカーと言うのに抵抗があったが、ここまで来たら学校の先生に相談した方がいいという結論に至った。


私は今まで先輩Bにされたことを全て先生に打ち明けた。

先生は親身に話を聞いてくれて、先輩Bを呼び出して注意した。

しかし、全く反省の態度はなく、僕はそういう人間なんだから仕方ないんですよなどとのたまった。

また、自分を悪者に仕立て上げたことでさらに恨みを買ってしまったみたいで、すれ違い様にぶつぶつ聞こえるか聞こえないかぐらいの声で暴言を吐かれるようになった。

また、ふと後ろを振り返ると先輩Bがいつの間にか立って自分を見下ろしていたということも複数あった。

私を見る時の先輩Bは人をころしそうなぐらい恨みをこもった目の時や笑っている時もあって、私は本気で身の危険を感じた。

恐怖のあまり先輩Bの顔を見ただけで過呼吸になったり、毎日不眠症に陥って睡眠薬なしでは寝られない状態になったりした。

だが、微妙な嫌がらせのためなすすべもなく、精神を病んで私は不登校になった。


高3になって、先輩Aも先輩Bも卒業していなくなり、ようやく私は普通の学校生活を送れるようになった。

出席回数ぎりぎりでなんとか進級できたが、高校で教わる範囲の勉強はほぼ全くやってないに等しかったので成績は学年でほぼ最下位、現役での大学受験は諦めた方がいいと言われていた。

また、私の家は母子家庭で浪人するような経済的余裕もないため、もし現役で大学に行けなければ高卒のまま終えなければいけなかった。

しかし、あんな2人の屑男のために自分の人生を台無しにすることが腹立たしくて、絶対に受かってやる!と死ぬ気で勉強した。

その県で上から2番目の大学を志望していたが、模試の結果は悲惨で一度もE判定以外出なかった。

だが本番のセンター試験の結果で初めてB判定が出て、奇跡的に合格できた。

隣の県の国立大学なので、下宿の必要もなくお金もあまりかからずに済んでよかった。

高校を卒業するまでずっと独りぼっちでしたが、大学ではいい友達や彼氏もできて、部活で忙しく充実した毎日を送れています。

長いですが、これで終わりです。

ありがとうございました。