知人が婚約した

相手の男性は私も知っていてとても常識ある素晴らしい人だった

二人はまだ若くて収入も今の若者の平均くらい

二人はお金を貯めたいから質素な結婚式にしようとしていた

知人は結婚式で最もお金がかかるというドレスを中古で代用して、お金を抑えるよう打診した

相手の男性は「結婚式の主役は花嫁なんだから」と気遣ったが、友達は遠慮した

結婚式の内容が確定しかかったころ、結納を済ませることになった


両家親族が顔合わせしたころ、男性の母親がはっちゃけた

「うちの子は長男!立派な結婚式をしてもらわなきゃ困る!だから結納金は息子の晴れ着にした!」

男性の母親の手には真っ白なタキシード

手袋やらなにやら一式揃っていて結納金全額使い切ったらしい

その額、花嫁のドレスの50倍

知人両親の「どういうことですか?」との発言に、男性の母親は「主役は息子、花嫁は飾り」と返し、修羅場


一旦婚約の話は白紙に

知人も男性もすでに結婚式の費用は払い込んでおり、キャンセルすると大半が帰ってこなくなるというので、結婚式は行うそうだ

私は新婦側親族だけど、結婚式に呼ばれているが、あまり行きたくない