今年一番の思い出というか出来事というか決心というか。

遺言公正証書を作成した。

旦那にも話してない。

目的は姉に一銭たりとも相続させない為。


姉は未婚のまま50代半ばで県住で一人暮らし。

私が難病のひとり娘の看病に必死だったころ、海外旅行に食べ歩きにと、独身生活を謳歌していた。

それは別に構わない。

自分で稼いだお金をどう使おうが口出しするつもりはない。

だけど、娘の前で「だから子供なんか産まない方がいいのよ。お金もかかるし、自由もない」と言ってのけたことは許さない。

その娘が亡くなったあと、「あんた(私)にもしもの事があったら私にも相続する権利があるんだよね」と嬉しそうに言った。

この女と同じ血が流れていることに吐き気がした。


その姉は50代目前でリストラされて現在はスーパーで惣菜を作ってる。

若い頃ほとんど貯金もしてなかったし、死んだ両親から相続したお金も、アッと言う間に底をついたようだ。

元々裕福な家庭でもなかったのに、何を期待していたのかあまりに少ない両親の遺産に愕然としていた姉。

独身を貫くつもりなら、とらぬ狸のなんとやらじゃなく、そのつもりの人生設計を立てなかった姉の自業自得。

親だけでなく私の遺産まで狙うとは開いた口が塞がらない。

私が死んだあと遺るものは、たぶん姉が想像してるよりかなり大きいものだと思う。

それを一切姉には相続できないようにした。

ざまーみろ。