職場のすげえ先輩のエピソード語っていく

俺(23)入社半年、営業職

先輩(35)入社4年、営業職、役職無し

会社:中小IT


・まず先輩は絶対にネクタイをしない

年中しない

それだけならまだしも、営業職なのにスーツを着ずにジーンズにジャケットで出勤する事もある

なのに営業成績は社内TOP


・酒が飲めない先輩は、上司や社長から酒に誘われてもやんわりと断る

「すんません、営業成績で返しますんで…笑」

で、ホントに営業成績で返す


・先輩はどんなクレーム処理にも前に出てくれる

自分に全く関係ないクレームでも

なんなら上司のクレームにも対応する

理由を聞くと

「相手が気持ち良く納得する瞬間が好きでさ」


・既婚の先輩は19時には必ず退勤する

それまでにおおよその仕事を終える

明日に回していい仕事は今日しない

「めんどいし、明日できるし」


・先輩は社長からの役職出世の命を説得してまで断る

「うれしいんですが、もう少し第一線でいたいです。というか、今のままでも充分に役職の仕事をさせて頂いてますし、肩書き的にはこのままが自分を一番発揮できると思います」

大幅な昇給だけしたららしい


・先輩は怒り方がうまい

俺がミスをすると「うーん、やってしまったもんは仕方ないけど、何が悪かったかは自分で解ってるよな。俺の前で自分の言葉にして言ってみろ。

…うん、そうだな。今自分で言葉にしたから尚更身に染みただろ。同じ場面に遭遇したらさっき自分が言った言葉を反芻しろ。もうミスはしなくなる」


・客先に同行すると、お客さんが先輩についての素晴らしさを俺に延々と説明してくる

客先を出ると先輩は顔色も変えず「お前の前で持ち上げて下さったなぁ。なんか気を使わせたから、次一人で来る時にお菓子でも持っていくわ」


・先輩は後輩にもきちんとお礼を言う

先輩の仕事を手伝ったりすると「ありがとう、助かったよ。お前の仕事切迫させなかったか?ホントありがとな」


・先輩は気配りがうまい

自分ではその素晴らしさに気付いてないようだが、ナチュラルに気配りをする

部長「俺のコート知らん?」

俺「あ、さっき先輩が部長がこれから得意先に行くからって、プレッサーでシワ伸ばしてましたよ」


・先輩は決して男前とは言えないが社内外問わず女性にモテる

そして女性達も既婚の先輩に変なケチがつかないよう、手作りクッキーのプレゼントや小物のプレゼントを渡す程度のアピールで済ませる


・WEB系のIT企業だが、先輩はMacを使わない

社内ではWinPC、打ち合わせではsurfaceなんかを使用している

理由は「派閥?いや、単純にwinが好きなだけ」


・先輩は嘘がうまい

ミスをして別の上司に起こられそうな俺をかばい、全く関係ないのに

「すいません部長、それは以前○○(俺)に僕が相談受けてました。僕がきちんと答え出してあげなかったからの結果だと思います」


・先輩は人情がある

ホームレスが膝から血を流しているのを見て

「おっちゃん、そのままだと酷くなるぞ。めんどう見てやれねーけど、とりあえず消毒液くらいそこの100均で買ってきてやるよ。絆創膏までは贅沢言わないでくれよ」


・先輩は上手い。

一緒に昼飯を食う時は、3度奢って1度奢らせる

そして奢らせる時は決まってワンコイン以下のメシを食う


・先輩は高卒だがその辺の現役大学生よりも頭が良い

「普通に社会生活してりゃ、知識やノウハウなんて勝手に入るだろ。勉強?大学で習う事はしらねーけど、高校までに勉強した事はだいたい今でも覚えてるよ」