少し前に自転車同士の事故現場に遭遇し、80越えたお婆ちゃんが唇切って派手に出血してた。

救急車に乗ると何処の病院に行くか分からない不安や事故直後のパニックもあったのか、警察の聴取中も「一度家に帰りたい」とずっと言ってた。

聞くと近所だったので自分が送っていく事に。

警察が「近所の総合病院に電話して。でも該当科の医師がいなかったら意味ないから、いなかったら救急車呼べ」って説明してたんだけど、婆ちゃん理解出来てなさそうだったので婆ちゃんの家に着いてからこれも自分が電話する事にした。

一番近くの病院→診察時間外です。そもそも該当科が不安ならココに電話すれ(電話A)

電話A→それなら形成外科だわ。え?おたく近くの病院あるかって?うちでは教えられんからここ掛けて(電話B)

電話B→この時間なら近くて、電車で40分の所ですね。うち大きい病院しか言えないから小さいクリニックなら近くにあるかもよ?ここ掛けてみて(電話C)

と、それぞれ市の公共機関にたらい回しされまくった。


結果的にCで教えて貰ったクリニックに電話で受診可能か確認し、ぶつかった相手の親御さんが車で連れて行ってくれるところで自分は別れた。

自分もまた事故現場に遭遇したのは人生初で、上手く判断出来てなかった事もあるんだけど、こんなたらい回しだと高齢者どころか事故ったのが若い人でも冷静な判断出来ないのでは……?と衝撃だった。

そんなに細かく担当を分ける必要あるのかと。

警察が救急車呼んだ方が早いと言ってたのがよく分かったよ。

事故の時は冷静に、難しいけど大事な事だと思った。

皆も気をつけて。