自分の実家の修羅場です。

実家には父と兄夫婦が同居しています。

実家の近くに姉が住んでいて、私は県外に住んでいます。

兄は糖質のような疾患を患っており、薬を処方通りに服用しないと被害妄想の症状が出てしまいます。

ある日、兄から姉に相談があるから会いたいという連絡があったそうです。

電話やメール・実家での会話は盗聴されているから、姉の自宅で話がしたいと。

「盗聴」という言葉で姉は被害妄想の症状が出ていると分かったそうですが、興奮した兄を落ち着かせるために話を聞いてあげることにしたそうです。

そこで兄が姉に相談したのが下記の内容。

・父が兄嫁に痴漢行為をしている。

・兄嫁から誰にも言わないで欲しいと頼まれていたが、最近は父がエスカレートして、とうとうレイプするようになった。

・初めは嫌がっていた兄嫁も、父の要求に応じるようになってしまった。

母が亡くなって3年、父は70歳を過ぎています。

こんな馬鹿げた話があるわけないじゃん、と姉が私に電話で教えてくれました。

私は姉に、父や兄嫁に話さない事と兄にちゃんと薬を服用するようにと伝えてと電話を切りました。


それから数日後・・・

兄から「奴らから見張られている」「もう死にたい」とメールが来ました。

兄にはメールに添う形で返事をし、すぐさま姉に電話をしました。

姉が電話に出ると、電話口から食器が割れる音と兄嫁がギャン泣きする声が聞こえてきました。

とにかく兄嫁が暴れて手が付けられない状況というのが分かりました。

そうこうしている間も兄から死にたいメールが来るしで、何が何だか分からない修羅場に。

私は姉に、まず兄に薬を飲ませるよう指示。父にはその場から離れて自室から絶対に出るなと。

問題の兄嫁と電話で代わってもらい、とにかく落ち着くまでひたすらウンウンと相槌を打ってあげた。

しばらくして兄も兄嫁も落ち着いたので、姉にも帰宅してもらいました。

帰宅した姉に事情を聴いたら、姉が地雷を踏んだことが判明しました。

その日、姉が実家の様子を見に立ち寄ったそうです。

兄から誰にも言わないでほしいと相談されていて、私も絶対に言うなと釘を刺していたにも関わらず、姉は兄嫁と父に兄が相談した事を話してしまったそうです。

姉と仲が良くない兄嫁は、兄に対しなんで姉に話したんだと大暴れ。

父は憮然とした態度で「一回だけ、ただ抱きついただけなんだ」と痴漢行為を認める始末。

姉に裏切られ兄嫁から責められた兄はパニックになり症状が悪化してしまったみたいです。

姉に「絶対に話すなと言ったじゃん」と苦言を呈すると、「だって有り得ない話じゃん。笑って二人に話したらこうなった」と全く反省していませんでした。

後日父から「私の一時の迷いで皆さんにご迷惑をおかけして、本当に申し訳なかった」とメールが来ました。

なんというか、痴漢行為をした父が一番悪いんだけど、姉に対してデリカシーないなぁと思ってしまいました。

私自身その場に居なくて本当に良かった、という実家の修羅場でした。