職場の先輩の娘さんが、特別支援学校で教師として働いている。

子供の頃から就きたかった職だそうだ。

きっかけを聞いてみると、小学校の同級生に障害を持った子がいたらしい。

担任に頼まれて、娘さんがその子のお世話係をしていた。

6年間担任が同じで、その子とクラスも一緒だったから小学校生活はずっと面倒をみていたそうだ。

机は常に隣で、遠足や運動会も手を繋いで走って、修学旅行でも付きっきり。

中学校からは別々になってしまうから、その子は卒業式の日に娘さんにすがり付いて泣いてて、何やかんやで娘さんは去年から特別支援学校教諭として働いているそうな。

教師になったことを元担任に報告すると、泣いて喜んでくれたらしい。

実は担任の子供も障害児だったから、教え子がそういう職に就いてくれるのが嬉しいんだってさ。

先輩は涙ながらに『自慢の娘』って話してて、娘さん自信も夢を叶えたって言うイイ話でした。

個人的にはここ最近聞いた中で一番怖い話だったけど。