自分が小学生のころの修羅場

当時小学校5年の自分。まあ二次性徴が早い子だった。

胸もそれなりに大きくなってたし、月のものも5年のはじめにはなってた。

けどまだ小学生の自分にとってははずかしかったし、先生も男の先生だけど自分にも年頃の娘がいるせいか気を使ってくれた。

ここからが修羅場。

五年の5,6月の時のこと

掃除の時間になって私は当時担当だった職員・来客者用のトイレを掃除してた。

それで当たり前のようにある汚物入れ。

五年の私たちのところにもあるけど、月のものがない私以外の掃除の班のみんなはなにを入れるのかわからなかったらしい。

掃除だからもちろんその汚物入れも代えるんだけど、中身が普通に入っているところもある。

私は何も思わなかったんだけど、その日授業で体の変化の話になってその汚物入れになにを入れるか知った同じ掃除班のR子ちゃんが、何を思ったかその汚物入れの中にあるナ○○ンを取り出し中を見だした。

R子ちゃんはじめほかのみんなは「わー、こーなってるんだー。気持ち悪ーい」ってすぐに捨てたんだけど私は何も言えなかった、というか絶句してた。

たぶん自分がすでになってるぶん過敏になっちゃったんだと思う。

そこから私の中でR子ちゃんは『汚い』ものになった。

R子ちゃんには徹底して話さないようにし、触らないようにした。

もともとR子ちゃんはクラスの中心人物で、私とはあまり話さなかったから難無くできた。

掃除もR子ちゃんになにか頼まれたり話かけられないように真面目に集中して掃除してるようにみせた。


そうゆう生活をして一週間くらい。

ある日教室で歩いてたR子ちゃんがつまづきとっさに私の机に手を置いた。

あの感情は今でも忘れられない。

頭のなかが全部「汚い」に埋め尽くされた。

私は読んでいた本を投げ出し、一目散に水道にいき持っていたハンカチを濡らしてR子ちゃんが触った机の部分を拭いた。

私の謎の行動に騒然とするクラス内。泣き出すR子ちゃん。怒り出すR子ちゃんの友達。

記憶にないけど私はひたすら「R子ちゃん汚いから!」って言いながら自分の机を拭いてたらしい。

そのあと先生に問い詰められた私。

泣きながら理由を話しそのままカウンセラー行きに。

それから体調を崩し1週間くらい学校に来なかった。

学校に来た後のクラスのみんなの腫れものに触るような扱いがすごい気まずかったけど、しばらくすればいつも通り接してくれた・

R子ちゃんとはそれから気まずくて話せなかったんだけど、去年成人式で再開し謝った。

R子ちゃんは「私もごめんね」2人で謝り合戦が続いた。

それから連絡を取り合ってどちらも東京で一人暮らししてて、家が近いことが判明し今ではいい友達です。