今まで誰にも言えなかった、自分的修羅場話なんだが、誰か聞いてくれるだろうか…。
旦那にも家族にも友人にも、話したこと無い事なんだが、吐き出したくてしょうがないんだ…
人物
私=30代のメス。既婚。修羅場当時は独身。
Aさん=勤めていた会社の兄弟会社の所長。当時恐らく50後半~60前半
もう10年以上昔の事です。
勤めていた会社で慰安旅行があったんです。
その慰安旅行自体はどこにでもよくあるようなもので、観光地をいくつか回ったあと、旅館に入り、社員みんなで大宴会。
兄弟会社の人たちもみんな参加してて、それは大層盛り上がってた。
Aさんは仕事の絡みでよく私のいた会社にきてた。
割とセクハラっぽいところがあるので女子には敬遠されがちだったけど、喋る時に肩に手を置いたり耳の近くで話されるぐらいは私にとってはどうって事無かったし、普通に話すぶんには気の良いオジサンだったので、私は別に嫌いではなかった。
向こうも私が避けてないという事が伝わってたらしく、会社に来るたびに普通の世間話とかをよくしてた。
つまり、関係は割と良好だったんだ、私の中では。
宴もたけなわ、皆さんほどよく酔っ払ってきた頃、私はAさんに呼ばれた。
おいでおいでと手招きしてくるので、なんだろうなぁと思って行けば、「まぁ一杯」「これはどうも、ではお返しに」といった感じでお酒を酌み交わして暫くは普通に喋ってた。
ところがしばらくすると、Aさんが何やら思いつめたようにこちらを見てくる。
なんじゃいな?と思っていたら、「オレなぁ、本当に私さんの事が好きやねん」
「はぁ……それはどうもです」
「ホンマに好きやねん」
「ありがとうございます」
「でも、私さんは若いから、こんなオッサン興味ないやろ?」
「うーん……コメントの難しい質問しますねぇ」
「ええねん、オレ、自分の年齢とか自覚してるし、奥さんも子供もおるし。でもな、オレ、一回でいいから私さんを抱きたいねん」
「………は?」
「いや、だからな、オレ、私さんのこと抱きたいねん。この後……ダメかな?」
1分ぐらい、目が点になっていた私。
どないせぇと、と脳内修羅場。
気に入ってもらえてるとは思ってたけど、まさかそこまでとは…。
でも、その時私には付き合っている相手がいた。
その相手にもらった指輪もしてた。
貞操観念は普通にあった。
ので、「ごめんなさい……それだけ私の事を気に入って下さっているのは。本当に嬉しいんですけど……私、相手がいるんですよ。裏切ったりできません」
「1回だけでもいいから……」
「その1回を、私は受け入れる事ができません」
「そっか……わかった、ゴメンな、変な話して」
Aさんとの会話はそこで終わった。
その後は各々別の人と話したりして、解散した後に一度だけ「二次会どう?一緒に」ってAさんに誘われたけど、丁重にお断りして(先約があるからと)、同期達と普通に二次会。
すっかり午前様に旅館に戻り、就寝。
この時の私は、まだ知らなかったんだ。
この後にまだ修羅場が待ってるなんて。
翌日の朝、緊急招集があった。
何事かと顔を出せば、会社の重役達がみんな沈痛な面持ち…。
周囲を見回していると、Aさんの姿が無い…。
嫌な予感がした。
ものすごく、嫌な予感だった。
で、予感は的中した。
「昨夜、Aさんが亡くなりました…」
頭が真っ白になった。
聞いた話によると、Aさんはホテルの宛がわれていた部屋のバスルームで亡くなっていたらしい。
事故なのか、自殺なのかは、結局分からなかった。
Aさんと最期に話した内容がああいう形だったので、自意識過剰かもしれないが、私のせいなんだろうか…と思い悩んだ。かなり。
今でも折に触れては思い出して、モヤモヤしてる。
自分の中で区切りをつけるためにも、厄落とし?カキコ。
お目汚し失礼しました~
旦那にも家族にも友人にも、話したこと無い事なんだが、吐き出したくてしょうがないんだ…
人物
私=30代のメス。既婚。修羅場当時は独身。
Aさん=勤めていた会社の兄弟会社の所長。当時恐らく50後半~60前半
もう10年以上昔の事です。
勤めていた会社で慰安旅行があったんです。
その慰安旅行自体はどこにでもよくあるようなもので、観光地をいくつか回ったあと、旅館に入り、社員みんなで大宴会。
兄弟会社の人たちもみんな参加してて、それは大層盛り上がってた。
Aさんは仕事の絡みでよく私のいた会社にきてた。
割とセクハラっぽいところがあるので女子には敬遠されがちだったけど、喋る時に肩に手を置いたり耳の近くで話されるぐらいは私にとってはどうって事無かったし、普通に話すぶんには気の良いオジサンだったので、私は別に嫌いではなかった。
向こうも私が避けてないという事が伝わってたらしく、会社に来るたびに普通の世間話とかをよくしてた。
つまり、関係は割と良好だったんだ、私の中では。
宴もたけなわ、皆さんほどよく酔っ払ってきた頃、私はAさんに呼ばれた。
おいでおいでと手招きしてくるので、なんだろうなぁと思って行けば、「まぁ一杯」「これはどうも、ではお返しに」といった感じでお酒を酌み交わして暫くは普通に喋ってた。
ところがしばらくすると、Aさんが何やら思いつめたようにこちらを見てくる。
なんじゃいな?と思っていたら、「オレなぁ、本当に私さんの事が好きやねん」
「はぁ……それはどうもです」
「ホンマに好きやねん」
「ありがとうございます」
「でも、私さんは若いから、こんなオッサン興味ないやろ?」
「うーん……コメントの難しい質問しますねぇ」
「ええねん、オレ、自分の年齢とか自覚してるし、奥さんも子供もおるし。でもな、オレ、一回でいいから私さんを抱きたいねん」
「………は?」
「いや、だからな、オレ、私さんのこと抱きたいねん。この後……ダメかな?」
1分ぐらい、目が点になっていた私。
どないせぇと、と脳内修羅場。
気に入ってもらえてるとは思ってたけど、まさかそこまでとは…。
でも、その時私には付き合っている相手がいた。
その相手にもらった指輪もしてた。
貞操観念は普通にあった。
ので、「ごめんなさい……それだけ私の事を気に入って下さっているのは。本当に嬉しいんですけど……私、相手がいるんですよ。裏切ったりできません」
「1回だけでもいいから……」
「その1回を、私は受け入れる事ができません」
「そっか……わかった、ゴメンな、変な話して」
Aさんとの会話はそこで終わった。
その後は各々別の人と話したりして、解散した後に一度だけ「二次会どう?一緒に」ってAさんに誘われたけど、丁重にお断りして(先約があるからと)、同期達と普通に二次会。
すっかり午前様に旅館に戻り、就寝。
この時の私は、まだ知らなかったんだ。
この後にまだ修羅場が待ってるなんて。
翌日の朝、緊急招集があった。
何事かと顔を出せば、会社の重役達がみんな沈痛な面持ち…。
周囲を見回していると、Aさんの姿が無い…。
嫌な予感がした。
ものすごく、嫌な予感だった。
で、予感は的中した。
「昨夜、Aさんが亡くなりました…」
頭が真っ白になった。
聞いた話によると、Aさんはホテルの宛がわれていた部屋のバスルームで亡くなっていたらしい。
事故なのか、自殺なのかは、結局分からなかった。
Aさんと最期に話した内容がああいう形だったので、自意識過剰かもしれないが、私のせいなんだろうか…と思い悩んだ。かなり。
今でも折に触れては思い出して、モヤモヤしてる。
自分の中で区切りをつけるためにも、厄落とし?カキコ。
お目汚し失礼しました~
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