母が亡くなって八年目に父が再婚した。

父60代、相手の女性は40代後半で初婚。カルチャーセンターの教室で知り合ったらしい。

再婚には賛成したんだけどこの女性が困った人だった。

亡き母に嫉妬して、実家にあった母にまつわる物をすべて捨ててしまった。

位牌がゴミに出されているのを発見した近所の人が、驚いて連絡してくれて発覚。

位牌は幸いその近所の人が取っておいてくれたから無事だったが、その他はほぼ処分されてしまった。仏壇も。

私が実家へ駆けつけると、後妻さんは「入るな!」と絶叫。

「母の血が半分入った(私)が憎いから、絶対一歩も入れさせない!」と泣き喚いてた。

父に電話したけど出ない。

仕方ないから父の会社に電話してやっと捕まった。

父は「あいつの思う通りにさせてやりたい…」「あいつもかわいそうなやつなんだよ」

「いやかわいそうなやつなのは別に興味ない。母の物が目障りなら、私に言ってくれれば全部引き取りに行ったのに」

「あいつがお前を家に入れたくないと言うから。かわいそうなやつなんだ云々」


埒があかないから後日、夫(フツメン)と従兄(イケメン)に頼んで残った物を取りに行ってもらった。

後妻さんが結婚パーティの時、この従兄相手にクネクネしてたの覚えてたんだ。

今回もやっぱりクネクネしてたらしい。

残ってたのは主にアクセサリー。あとお数珠。

その夜後妻さんが父に泣きついたらしくて、父が電話してきた。

「男としてまだ枯れたくない」んだって。

「あいつは俺を男にしてくれる最後の女」だってさ。

「もう関わらないでくれ」とまで言われた。

こっちの台詞ですわ。

二度と母や私に関わる物に触れないで欲しい。

後妻さんがイケメン従兄の実家にしつこく電話して着拒されたことも馬鹿らしいから黙っとくわ。

夫は「従兄くんのふりして後妻とメル友になって、義父さんに証拠突きつけてやろうか」なんて言ってるけどそんな手間も惜しい。

父に言われた通り、父のことは死んだものと思うことにする。