長年の知人(親戚)がサイコパスかもしれないと感じた

知人は数歳下なんだけど、昔は本当に仲良く遊んでた

親が共働きだったせいか考え方もしっかりしていて、親の代わりに妹の面倒を見たりといい子だった

知人が中学生のころかな、いつからか知人が親のことをおっちゃん、おばちゃんと呼ぶようになっていた

連れ子とか血が繋がってないわけではないのに、それからずっとそう呼んでた

私の親から他人の家庭の事情に口を挟むなと言われていたので、私は何も聞かなかった

その知人とCOしたのは一昨年私の母が亡くなったときのこと

私はそのとき28歳で、弟は知人と同じ26歳だった

年が近いから、母を亡くした私や弟の気持ちがわかると思ってた

悲しみにくれる私たちに、知人は作った顔で「お悔やみ申し上げます」と言ってきた

それがすごく気に障って、「表情作ってまでお悔やみ言わないで」と伝えたら、知人、無表情になったあとニヤッと笑ったんだ

それが耐えられなくてCOした


その二年後、つまり今年、彼女の父親が亡くなった

急な脳梗塞だった

親戚だし、知人と知人の妹に形式上お悔やみを伝えたら、「あぁ、いいよ。死ぬのずっとわかってたんだ」

「お姉ちゃんも気づいてたんだね、一月前から死相が浮かび上がってたもんね」と二人して微笑を浮かべながら話した

「様子が違うことがわかってて伝えなかったのか!憎いのかしらないけど、あの人はあんたらの父親だろう!」と声高に伝えた

しかし二人は顔を見合わせて「そうだよ、父親でしかない」「父親であって私じゃない、どこまでいっても他人なんだよ」と私に教えるように答えた

後日彼女たちの母親から、二人が父親の異変を伝えて病院にも5回行ったし、前日にも病院に行ったのに、異状なしでかえってきたと聞いた

5回とも違う病院で、それでも見落とされたんだからどうしようもなかったって

最後の病院は娘達が無理やり連れて行って、そこの先生が見つけて大きな病院へ救急搬送されたんだって

それなのに亡くなってからも知人たちの様子は淡々としてて、恐ろしかった