小学2年の時に危うく殺されかけたこと。

その日は祖母が急死したので早引けさせてほしいと母から学校に連絡があってお昼前に帰ることになった。

で、走って自宅に向かっていたら突然どこからか男の人が現れて抱えあげられた。

あまりに突然なことにビックリして大声を出すことも泣くことも忘れてて、誰!?放して!みたいなことを言いながらただジタバタしてた。

そしたら急に体が宙に浮いて、直後水に叩きつけられた。

貯水池に投げ込まれたんだ。

不幸中の超幸いだったのは、私は小さいころからスイミングスクールに通ってたこと。

そしてランドセルが脱げていたこと。

溺れるように泳ぎながら岸辺の方に到着したものの、コンクリートで捕まるところがない。

でもここでも超幸いだったのはコンクリの裂けめから雑草が生えていて、それに捕まれたこと。

自分の身に何が起こったのか考える余裕もなくて、そこでやっと大声が出た。

必死で大声で助けを呼び、超超超幸いなことに耳のいい人に発見してもらって助かった。

警察に色々聞かれたけど、顔を見る余裕なんて全くなかったし、性別と体型(父より小さくて同じぐらいの太さみたいな)ぐらいしか答えられなかったけど、犯人は意外とあっさり逮捕された。

まだ20代の若い男で、ストレス溜まってやったんだって。殺すつもりはなかったって。ただムシャクシャしてたって。

私も修羅場だったけど、両親にとっては危うく親と子の葬式がダブル進行するところだったから、もっともっと修羅場だっただろうと思う。

その頃は車なんて一家に1台あればまぁまぁ裕福って時代だったし、事情が事情だったから親が学校に迎えにこれなかったのは仕方がないんだけど(家から学校までそんなに遠くもなかったし)近所には迎えに行かなかった母親の責任と非難する人がいたそうだ。

しばらくショックでひとりになれなくて、いつも母や父や兄がそばにいてくれたおかげでトラウマは克服されたけど、その母を非難した人というのが当時一番仲の良かった友達の母親だと後に知った時も別の意味でショックだった。