長かったけどやっと色々落ち着いた

母は昔から典型的な息子溺愛&娘冷遇タイプだった

子供の頃のことを思い出すとちょっと吐き気がするから割愛

自立してからも私を地元に帰そうとして「人生とは辛いもの」

「(趣味や交友関係が仕事の原動力になっていると言った私に)生活のことだけ考えろ」

ってわざわざ東京まで足を運んでアパートに押し入って怒鳴り散らしてきた

いつ襲来してくるか分からないから、趣味のものはわざわざトランクルーム借りて保管しないといけなかった

彼氏と鉢合わせた時が一番大変だったな。あやうく警察沙汰

その件のおかげで彼氏が全面的に私の味方してくれることがわかって嬉しかったけど

弟も母の溺愛にうんざりしてる様子だった

そのせいか高校卒業と同時に家を出て、今は期間工として日本全国の工場を転々としてるらしい

不思議だよね。そんなに弟が大事なら弟に執着すればいいのに

「実家がクソで仕事見つけて脱出しても追いかけられるから逃げるように彼氏(今の夫。私の父)の家に転がり込んだけど焦って決めてしまっただけで、本当は結婚なんかしたくなかった」みたいな気分悪くなるような愚痴を延々聞かされるのが嫌で出てきたの分かってるのかな


二週間に一度ぐらいのペースで母は襲来してたんだけど、ある日を境に急に途絶えた

ここだから言える話だけど「あっ、死んだのかな?ラッキー」って思ってしまった

しばらくは平穏で充実した日々が続いた

ちょうど半年たった頃、地元に残って親の仕事を継いでいた知人から連絡が来た

ちょっと不機嫌そうな口調だったから悪い予感はした

知人曰く、私のアパートへの襲来がなくなった頃から、母は地元で迷惑行為を繰り返すようになってたらしい

朝から夕方まで駅や地元の小さな繁華街、近所の銭湯などを徘徊

若い女の子の動向を血眼で観察

マナー違反を見つけたら怒鳴って説教

そのマナー違反というのも、知人の話を聞く限りだと、そんなに人に迷惑かかるようなものじゃなかった

要するに地元での嫌がらせが忙しくなって私のところに来なくなったらしいwww

「道行く女性に手当たり次第ナンパやセクハラしてる男子大学生の集団を無視して、女子高生に座り方のことで説教してたのが印象的だった」by知人

ぶっちゃけ営業妨害だからなんとかしてくれ(要約)との要請になんとなく後押しされて、母に今までの怒りを込めて復讐することにした

でもまあ嫌がらせはたくさんされてきたけど嫌がらせをしたことは一度もなかったから良いアイデアは浮かばなかった

医療機関や保健所を巡ったりウィキペディアを印刷して痴呆症に関するパンフレットや資料を大量にかき集めて「今のお母さんに必要なものだと思う」って書いたメモを添えて母に送った

結論から言うと復讐にはならなかった

これは伯母から聞いた話

私が送ったパンフレットの中に他の精神疾患に関する資料もあったらしい

その精神疾患に自分に当てはまる症状があったようで、もののためしに心療内科を受診

投薬とカウンセリングの効果があったのか、言動は少しずつ穏やかになってるんだってさ

今は私への干渉もない

意図したものとは違う形になったけど、別に不幸にしたいわけじゃなかったから結果オーライ