高校2年の時、割と仲良くしてた同級生の家に家庭教師が来るようになった

彼女はよく将来の夢を語っていて、そのためにどうしても行きたい大学があると言ってた。

それを知ったお父さんが、知り合いのツテで早稲田の大学院生に頼んだらしい。

もともと頭のいい子だったので、家庭教師がついてからはメキメキ成績が上がった。

話を聞くと、家庭教師は爽やかなお兄さんで、同級生はちょっと恋心を抱いているみたいだった。

そして彼女は見事、第一志望の大学に合格。

本人はもちろん、家族も大喜びで、お祝いに皆でハワイ旅行、家庭教師のお兄さんも無料招待。

旅行から戻ってきた同級生に、旅行どうだった?と聞いたら

彼女は顔を赤らめながら「あのね…お母さんが…彼の部屋に行ってもいいよって。でも大人として気をつけることは気を付けなさいねって、アレ持たせてくれた」

アレというのは避妊具のこと。

私はビックリしたんだけど、他の友人たちの反応は「ステキ☆」とか「お母さんカッコイイ」「理解のあるお母さんで羨ましい」だった。

正直私は全員の神経が理解できなかったんだけど、そんな私は少数派だった。

ちなみにその同級生は、大学入ってからも早稲田の彼氏とずっと付き合ってたけど、2年後に妊娠して、退学してしまったそうだ。

会社員になってた彼氏と結婚してずっと専業主婦。

卒業後全然連絡取ってなかったのに、30歳越えたあたりで偶然再会してそう聞かされた

「退学しなかったら、私の人生全然違ったのに、今更就活しても、なんのスキルもない高卒じゃロクな仕事がない」って延々愚痴られたけど、知らんがなと思った