先日、父が亡くなり旦那にそのことを伝えたら、「俺は関係ない」と言ってきて愕然となった。


私だけ急遽実家に戻ったのだけど、宣言通り夫は通夜に参列なし。告別式もスルー。


ダメ元で斎場の場所や時間などは伝えていたけれど、用意していた親族席の空席が情けなくて、当日は夫の分だった席を撤去した。


10万包んだと一応報告したら痛い出費だとブチブチと文句を言う始末。


あんまりな態度に私の涙は乾いた。


結婚したり仕事で実家を出た子供達は駆けつけてくれたのに、本当に情けない…。


落ち着いてから夫と話し合って分かったのは、今回のことは夫の復讐だと言うこと。


はっきりと本人の口から復讐という言葉が出た訳ではないけれど、意味は同じだと思う。


夫は義父の死に当たって、私が葬儀に出なかったのが長年不満だったらしい。


だからやり返したんだと責めるような口ぶりで言ってきた。


けれど、義父の時はそもそも葬儀を行なっていないはず。


何故なら義父は生前、自分の死後は献体にと遺言を残しており、体がないのでは仕方がないと義姉達が葬儀をしないと決めた。


子供の受験も重なった為、義実家には夫だけが向かったのが事の真相。


その後の法事などには参加したのも、手伝いなどをしていたのも、夫の記憶からは丸っと削除されていたようだ。


義父はともかく義母の時はきちんと一緒に送ったのに、それも忘れていた。


夫の中では、とにかく「旦那の親が死んだのに付き添わない薄情な嫁」ということになっていたらしい。


ようやく俺の気持ちが分かったか、と少し得意げな夫に、開いた口が塞がらなかった。


今になって、義父が以前口にしていた「アイツ(夫)は大供だから」という言葉を思い出してしまう。子供ならぬ大供。


幼稚で思い込みが激しいから、アンタには苦労をかけるかもしれない。という義父の台詞を、今ひしひしと実感している。