ひーじいちゃん達の馴れ初めがまんま少女漫画だった


ひーじいちゃんは戦災孤児からろくに学歴のないまま庭師になった


仕事先の良家の三女がひーばあちゃん


ひーばあちゃんが庭木を整えるひーじいちゃんの真剣な目に惚れて、ちらっと親に言ったらいい加減なのか寛容なのか、三女だしええかと結婚させてくれたって


ひーじいちゃんも実は同じように良家のお嬢さんであるひーばあちゃんに淡い恋心を懐いていて、


でも格差の前に希望も持たずにいたら、突然親方を通して結婚の打診が来てすごく驚いたそうだ


色々辛いことの多い人生で、こんなに嬉しいことはなかったらしい


先に行状を聞かれた親方が太鼓判を押してくれて、猛プッシュしてくれたおかげだとも言っていた


ひーばあちゃんの親は娘に不自由な思いをさせないようにと、いろいろ伝を使って仕事を回してくれて、ひーじいちゃんも義実家に泥は塗れぬと真面目に取り組んだおかげか仕事が引きを切らなかったらしい


それでも生活は娘時代に比べてかなり変わってしまったらしいけど、どんな仕事でも一生懸命なひーじいちゃんの顔がかっこよくて、ひーばあちゃんはそのたびに結婚してよかったと思ったそうだ


今ひーじいちゃんはボケちゃって施設にいるんだけど、先日見舞いに行った時、


ひーじいちゃんがひーばあちゃんに、俺と結婚したせいで苦労かけたなあって言うから、ひーばあちゃんが色々補足して話してくれた