当方30代半ばの男だが、小学校から大学まで陸上を本格的にやってた


若い頃はオリンピックを夢見たこともあるが結局まったく陸上と関係のない会社に就職した


しかし諦められずに、個人で様々な大会に出場したり、実業団を持っている会社への転職活動などを行っていた


そんな自分が10年程前、京都で就職してすぐの頃に痴漢にあった


残業で遅くなった日、千本通を一人で歩いていたら後ろから男がついてきた


特に気にしてはいなかったが、千本中立売を左に入ったあたりで男が近づいてきた


そのあたりは商店が並んでいるので、夜間は店が閉まっているせいで閑散として暗い


男は後ろから声をかけてきて「この建物までの道を教えてください」とガラケーの画面を見せてきた


画面にはひわいな映像が流れていて、ガラケーを持っていないほうの手をポケットに入れてもぞもぞしていたので、こいつは変態だと気がついた


努めてリアクションをとらずに前だけを見て歩き続けていたが、男は執拗に画面を見せてくる


気持ち悪いので走って逃げようと思い、いきなり急加速してやった


一般人になら余裕で勝てる・・・と思ったら普通に追いつかれた


驚いてさらに走ったがあちらもなかなかのものでやはり追いつかれる


短距離走者とはいえスタミナには自信があったのに、あちらのほうが速度も持久力も上だった


そうこうしているうちに今出川通に出てコンビニが見えてきたので駆け込んで助けを求めた


店員が警察を呼んでくれたが男の姿は消えているし、当時同性へのセクシャルハラスメントはあまり問題視されていなかった時代だったので、「お兄さんしっかりして」と笑われて終わった


同性に痴漢されるのは当然初めてでかなり衝撃的だったが、その痴漢に陸上選手としての自尊心を完全にへし折られてしまって、それを機に陸上に関わることを一切止めた


今はたまに子供と一緒に公園で走るくらいしかやってない


昨日スマホでひわいな動画を見せてくる痴漢の話を耳にしてこのことを思い出した


時代は変わっても変態は変わらないんだな



書き漏らした


コンビニに駆け込むまでに、俺は仲立売通から七本松通に入ってしまっている


痴漢を撒こうとしてとにかく曲がってやれとしか考えられなかった


仲立売通をそのまま直進していれば警察署があったんだが、混乱していたせいですっかり頭から抜け落ちていた


コンビニに来た警察官にはそのへんも突っ込まれて「すぐに警察という状況ではなかったんだよね」ということを言われた


京都市内に関わりのない人にはわかりにくい話で申し訳ない


あの辺の土地勘のある人なら夜の暗さとか人気のなさをわかってもらえると思ってそのまま書き込んでみた