熊本地震が起きた時の話。
わたしの実家は熊本にあって、しかも震源地がすぐ隣の町だったんだ。

親と連絡が取れるようになるまでは本当に生きた心地がしなかったし、
父も母も怪我ひとつないと知っていい歳して号泣してしまった。
耐震構造重視の平屋で良かったと心底思った。

実家の被害はバスタブが真っ二つになる程度で済んだ。
もちろん周囲では外壁が崩れてブルーシートで覆われている家が何件もあったし、
わたしが産まれた産院も崩壊したそうだ。

そんな中で営業再開に尽力してくれたコンビニやスーパーにはものすごく感謝している。
物資を配ってくれた地元の食品メーカーも。全国から救援物資を送ってくれた人々にも感謝の意で一杯だ。

ここまでが前置き。

地震発生当時、すぐにでも両親のもとに駆けつけたかったが、
自衛隊や物資の輸送の邪魔になると思い我慢していた。
高速道路も崩落して危険だったし、両親からも「落ち着くまで戻ってくるな」と注意されていた。

ところが、わたしが熊本出身だと知っている近所のYがはっちゃけた。
「お父さんお母さんが困っているのに実家に戻らないなんて」
「わたしなら下道で何時間かけてでも熊本に行く」
「わたしさんは冷たい、親不孝だ」
赤の他人に何でここまで言われなければならないのか。

実際、Yのような人達の為に九州道や国道は大渋滞していたし、
支援物資が現地に届かなくてニュースにもなった。
上記の理由を説明したがデモデモと煩い。

結局、他の近所の方達が宥めても態度が変わらないのでCOした。
県外にいる被災者親族が地元に戻らず平気でいる、と本気で考えていたらしいYがスレタイ。
平気な訳ないでしょう。