私が妊娠中、何度か流産しかかりながらヒーヒー言ってる頃、夫が浮気未遂してた。
相手は夫の部下(派遣)で、典型的な相談女。
 
相談の内容は仕事のことではなく
「今の彼氏と結婚していいか迷ってて…」
「もっと頼りがいのある年上がいいかなって…(チラッチラッ」
 
同じ頃、義実家は義実家で大変だった。ちょっとした犯罪に被害者として巻き込まれ
慣れない対応で後手後手に回ったり、なかなかいい弁護士が見つからなくて大変だった。
私も義姉(夫の姉)も及ばずながら協力していた。
そんな中、夫は自分だけ何もせず「仕事が忙しい」と残業のふりして相談女に毎晩粉をかけていた。
 
夫が相談女あてのメールを私友人に誤爆したことから、浮気未遂が明らかになった。
私、脱力。大きなおなかをかかえて戦う気力もなし。
代わりに怒ってくれたのが義実家の姑と義姉だった。舅は基本的に空気。
 
姑「そんなに相談に乗りたいなら乗らせてやる!聞け!」
と夫を正座させて、上記のトラブルに関する愚痴を何時間にも渡ってぶちまけた。
姑が疲れたら義姉が代わり、そのトラブルでどんなに苦労したか、疲弊したか切々と語る。
そして「相談に乗れ!的確なアドバイスしろ!何とか言ってみろ!」
夫「スミマセン」
姑・義姉「相談に乗れ!答えろ!」
夫「じゃあ~するのはどうでしょう」
姑・義姉「そんなマンガみたいな手使えるか!アホか!ガキか!」
 
途中から浮気未遂に対する制裁か、トラブルから一人逃げまわってたことへの恨みか
ただのサンドバッグかわからなくなってたが、朝まで「相談」は続いた。
 
義実家のトラブルから逃げないよう約束させられた夫は、その後も義実家の用事を色々言いつけられ
相談女のために時間を割く余裕がなくなり、女とは自然消滅。
私は義実家のトラブルから解放され、心置きなく里帰りしてゆったり出産した。
 
結局何人目かの弁護士がようやく当たりで、その人に一任してトラブルは無事解決。
夫は解決するまで「相談相談!」と姑・義姉に呼びだされて愚痴のはけ口にされ続け
里帰り中の私の実家で「もう相談はこりごりです」と泣いてた。